「スコアってどう数えるの?」「“パー72”ってよく聞くけど何のこと?」
初めてのラウンドやまだ経験が浅いゴルファーにとって、ゴルフのスコアの数え方は意外とややこしいもの。
さらに、OBや池ぽちゃのときに何打加算されるのか、「前進4打」ってどういう意味なのか…プレー中に戸惑わないためにも、事前に知っておきたいですよね。
この記事では、そんな初心者の「これだけは知っておきたい!」をまるっと解決。
スコアの基本ルールから、よくあるミスとペナルティの数え方まで、やさしく丁寧に解説します。
初ラウンド前にぜひ読んで、スコアカードの見方や数え方に自信をつけてください!
ゴルフのスコアの数え方と「72」の意味について
ゴルフのスコアとは?
ゴルフのスコアは、各ホールでボールをカップに入れるまでにかかった打数(ショット数)をカウントし、その合計で記録します。たとえば、1ホール目で4回ショットを打ってカップに入れ、次のホールで5回打ってカップに入れた場合、スコアは「9」ということになります。
ゴルフコースは18ホールあります。18ホールで100回打ったらスコア100となります。
スコアの数字が小さいほど好成績となりますので、初心者の方はまず、スコア100切りを目指しましょう!
パーとは?
ゴルフには「パー」という基準打数が設定されています。パーは、各ホールごとに設定されており、理想的にはその打数でホールアウトできるように設計されています。一般的に、ホールの長さによって次のような基準があります:
- パー3(短いホール)
- パー4(中程度のホール)
- パー5(長いホール)
パーの数は、コース全体の距離や難易度に基づいて設定されており、18ホールの合計パーが「72」になることが多いです。これがゴルフにおける基準スコアとなっています。
なぜ72が多いのか?
ゴルフコースの設計者は、通常18ホールのうち「パー3、パー4、パー5」のホールをバランス良く配置します。この際、パー4のホールが多く配置されることが一般的で、結果として合計が72になることが多いのです。たとえば、標準的なコースでは以下のようにホールが配置されます:
- パー3のホールが4つ(合計12打)
- パー4のホールが10つ(合計40打)
- パー5のホールが4つ(合計20打)
これで、合計72打ということになります。この72打が「基準スコア」となり、ゴルフプレイヤーはこれを目指してプレーするわけです。
なお、18ホールのうち、前半9ホール・後半9ホールでもバランスよく配置しますので、ハーフ合計は36打となります。
用語 | 意味 |
---|
パー(Par) | 各ホールの基準打数 |
バーディ(Birdie) | パーより1打少ない |
イーグル(Eagle) | パーより2打少ない |
ボギー(Bogey) | パーより1打多い |
ダブルボギー | パーより2打多い |
スコア○○(例:スコア95) | 18ホールでの合計打数 |
OBや池ぽちゃなど「よくあるペナルティの数え方」
✅ OB(アウト・オブ・バウンズ)
OBとは?
ボールが白杭の外(プレー禁止区域)に出てしまうこと。
ルール上の処置:
- 1打罰(+1打)
- 前の位置から打ち直し(ストローク&ディスタンスの原則)
🔹 例:
ティーショット(1打目)がOBになったら、次は 3打目として同じ場所から再度打つ。
⛳ ローカルルール:「前進4打」
初心者やアマチュア向けに多くのゴルフ場で導入されているのが、
**「前進4打」ルール(プレイング4)」**です。
どういうルール?
- OBになったら、打ち直しをせず、前方に設置された「特設ティー」から4打目としてプレー再開できる。
- 距離的に前に進んだ場所から打てるため、プレーファストにも貢献。
🔹 例:
ティーショットがOB → 特設ティーから4打目として再スタート。
※「前進4打」はすべてのゴルフ場にあるわけではありません。プレー前に確認しましょう!
池ぽちゃ
ショットしたボールが池や川などの水域に入ってしまった場合。
ペナルティ内容:
- 1打罰(+1打)
再開の選択肢:
- 同じ場所から打ち直し(例:2打目→次は4打目)
- ボールが入った地点とカップを結んだ後方線上でドロップ
- ドロップエリアが設置されていれば、そこからプレー可
まとめ
ゴルフでは、ただボールを打つだけでなく、スコアの正しい数え方やペナルティのルールを理解することがとても重要です。
特に初心者にとって、OBや池ぽちゃの扱いを知っておくだけで安心してプレーできますよ!




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