グリップ矯正練習器具でスコアが変わる!初心者・90切りを目指すゴルファー必見の握り改善法

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ゴルフにおいて、グリップはクラブと手をつなぐ“唯一の接点”です。
例えば、「グリップが正しければクラブフェースのコントロールがしやすくなり、スイングの土台が整う」といった解説があります。 
逆に、グリップが崩れると以下のような弊害が出ることも。

  • クラブフェースが開いたり閉じたりしやすく、スライス・フックが出やすくなる。
  • 手や腕に余計な力が入って、タイミングが乱れる・飛距離も落ちる。
    そのため、「まず握り方を固めること」が初心者にも中級者にも非常に重要です。

練習器具を使うメリット

グリップ矯正用の器具(例えば「どのクラブにも装着できて、握り方を視覚・物理的に制御できる」タイプ)を使うことで、以下のようなメリットがあります:

  1. 握りの位置・向きが明確になる
     器具によって「クラブシャフトとの角度」「手の位置」「親指・人差し指の構え」などをガイドしてくれるため、自分で“合っているか怪しい”感覚だけではなく、正しい位置を身体に覚えさせやすくなります。
     例として「クラブがラバーグリップ上にスライド/グラフィックに合わせて、人差し指・親指を合わせるだけ」という説明もあります。
  2. 悪い癖の早期発見・修正
     「いつもの握り方が実はズレていた」「握り方によってスイング中の手の動きやフェースの向きが変わっていた」というようなケースを、器具を介して自覚しやすくなります。
     手元の動きが安定すれば、クラブ振り・スイングにも余裕が出てくる可能性があります。
  3. 反復練習がしやすい・習慣化しやすい
     握り方を定着させたい場合、クラブを振る練習だけでなく「グリップをただ握るだけ」「素振り」「手首を使わずに引く」など反復できる練習が有効です。器具がその導入を手助けしてくれます。
     日常的に手軽に使えるタイプなら、打席・家・練習場で“握る”→“感覚をつかむ”という流れを作りやすいです。
  4. 精神的な安心感・自信が持てる
     「これで握りがちゃんと出来ている」という安心感があると、アドレス時や振り出しの時に迷いが少なくなります。迷いが少なければ安定感も増します。
器具の形状に合わせて握ることでスイング時の正しいグリップフォームを習得できる

練習器具を使うデメリット・注意点

一方で、器具を使うことには注意すべき点もあります。以下を押さえておきましょう。

  1. 器具依存になってしまう恐れ
     器具が「正しい握り方」をガイドしてくれるとはいえ、実際のラウンドや練習で器具なしの状態で同じ感覚を出せるかが重要です。器具ばかりに頼ると、「器具ありではいいけど、器具なしだと戻ってしまう」というリスクがあります。
     →器具を使ったら必ず“器具なしでも同じ握りができるか”を確認するようにしましょう。
  2. クラブや手のサイズ・感覚が異なると合わない場合がある
     手の大きさ、クラブのグリップ径、好みの握り方(オーバーラッピング/インターロッキング/テンフィンガー)などが人それぞれです。器具が“画一的な基準”を持っている場合、自分の手やスイングに合わないと感じることがあります。
     →器具を購入・使用前に、自分の握り方・クラブ・手のひらの形状を見て「無理なく使えそうか」を確認するといいです。
  3. 器具が正しい握り方を“完成させる”わけではない
     器具はあくまで補助ツール。握り方以外の要素(構え、スイング軌道、体の動きなど)も同時に整える必要があります。グリップが整っても、体重配分・リリースタイミング・手首の動きなどに課題があると、結果に現れないこともあります。
     →グリップ矯正器具を使った後は、実際にボールを打って「その握りで結果が出るか」を確認することが大切です。
  4. 使用方法を誤ると逆効果になることも
     例えば、器具を装着した状態で無理に振って手首・前腕に違和感を出してしまったり、握りの感覚が“器具に合ってしまって”現実のクラブのフィーリングとズレてしまったり。
     →器具は“ゆっくり・意識を持って”握りの位置を体に覚えさせるために使い、“飛ばす練習”では通常のクラブに戻すなどメリハリをつけるのが効果的です。
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使い方(練習器具を使ったおすすめプロセス)

練習器具を使ってグリップ矯正を行う際のプロセスとして、以下をおすすめします。

  1. アドレス時に器具をクラブに装着
     クラブシャフトに器具を取り付け(取扱説明に沿って)、「正しい握り位置・手の向き」を器具のガイドに合わせてセットします。先に紹介の器具では、クラブシャフトをグリップ上にスライドさせ、グラフィックに親指・人差し指を合わせるような仕様です。
  2. 握りの確認
     ・リード(右利きなら左)手の手のひらと指の位置、親指・人差し指の「V」の向き。
     ・トレイル手(右利きなら右)の手の位置・重なり方(オーバー/インター/テンフィンガー)を意識。
     ・グリッププレッシャー(握る強さ)も軽めに保つ。一般には「10段階で5以下」を目安に、余計な力を入れすぎないことが推奨されています。
  3. 素振り・ハーフスイングで確認
     クラブをフルスイングする前に、ゆっくりと素振りを数回行い、“握りの感覚”を確認します。
     ・手首・前腕の動きが自然に出るか。
     ・クラブフェースが安定して開いたり閉じたりしすぎていないか。
     ・体・腕・手の連動が起こせるか。
     この段階で「握りは合っている/何かズレてる」と自覚できると、本番(ボールを打つ)に入った時に違いが出やすいです。
  4. 実打練習+振り比べ
     器具を使った状態で数球打ったら、器具を外して「同じ握り+同じアドレス」で打ってみます。
     ・スイング前・後でボールの飛び・方向・打感に変化があるか。
     ・握った感覚(手のひら・指・親指)にズレがないか。
     これによって、握りの“定着”状況をチェックできます。
  5. 習慣化&振り返り
     握り方を整えることは一朝一夕ではありません。「数日~数週間かけて少しずつ身体に覚えさせる」ことが鍵です。器具を使った練習を週1~2回、10~15分でも継続することで、普段の練習・ラウンド時にも握りが安定しやすくなります。
     また、練習後やラウンド後に「手元がどうだったか」「何球かミスが出た要因は握りだったか」を振り返ることで、さらに定着が早まります。
室内でも使えるスイングトレーナー。練習場に行かなくてもグリップとスイングチェクを同時に行える。

どんな人に使ってもらいたいか?

このようなグリップ矯正器具は、特に以下のようなゴルファーにおすすめです:

  • ゴルフを始めたばかりの初心者
     「クラブの握り方がそもそも定まっていない」「先生・プロから“握りが左右してる”と言われた」など、握り方を基礎から作りたい人。基礎が固まると、その後のスイング改善もスムーズです。
  • スライス・フック・手打ちなど握り・手元のミスが原因と思える人
     例えば「自分ではフォームが悪いとは思わず、スイングリズムや体重移動ばかり意識してしまうけど、なかなかミスが直らない」ような状況。「握りがズレていて、それが“ミスの根源”になっているケース」が少なくありません。
     そういう方に「握りを見直す切り口」を与えてくれるのが器具の利点です。
  • 自己流で練習していて“握りの再チェック”をしたい中級者以上
     ある程度ゴルフを続けていても、「何となく昔からこう握ってる」「気づいたら手首が変になってる」など“握りの癖”が身体に染みついてしまっていることがあります。こうした方にとっても、器具は「自分の握りを振り返るツール」として有効です。
  • 時間があまり取れないが、手元を効率的に改善したい人
     グリップを整えるだけなら、短時間・少スペースでも練習できます。ラウンド前の練習場で、クラブを振る前に“握りの確認”として使うのも有効です。

まとめ

グリップはゴルフにおける“最初の土台”であり、ここがしっかりしていればスイング・飛距離・方向性、すべてに良い影響があります。逆に言えば、グリップが崩れていると何をやってもミスが出やすくなります。
その上で、グリップ矯正用の練習器具は「握り方を可視化/物理化」して身体に覚えさせる手助けとなる優れたツールです。メリット・デメリットを理解したうえで、正しく活用すれば、確実に握りの精度を高めてくれます。
ぜひ、あなた自身の握りを“見える化”して、次のラウンド・練習に備えてみてください ⛳️

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