【ゴルフ練習日記】片手打ち1週間で見えた“スイングの本質”|ボールを打たない感覚をつかむ

ゴルフ練習日記

プロゴルファーほど、片手打ちのような基礎練習を欠かさない。
そう気づいた瞬間、ハッとしました。自分はフルショットばかりに夢中で、「スイングの基礎」をおろそかにしていたのではないかと。

アマチュアゴルファーにとって、練習量や時間は限られています。
だからこそ、練習場で気持ちよくフルショットを打つことが“練習した気”になってしまいがち。
しかし、実際にはそれだけでは上達につながりません。
地味で単調に見える基礎練習こそ、最も時間をかけるべきだ――そう痛感したのです。

そこでこの1週間、思い切ってフルショットを封印し、右手・左手の片手打ちだけを徹底的に練習しました。
サンドウェッジ1本で体の使い方を見直した結果、「ボールを打ちにいく」感覚が消え、
クラブが自然にボールをとらえる感覚を初めてつかむことができました。


練習の目的

今回のテーマは、「ボールを打ちにいかないスイング」を身につけること。
スイング中に手先でボールを合わせようとすると、どうしても力みやミスが生まれます。
そこで、片手打ちによって腕ごとの役割を明確にし、体幹でクラブを動かす感覚を習得することを目指しました。


練習内容

  • 期間:1週間(毎日実施)
  • 使用クラブ:サンドウェッジ(SW)
  • メニュー内容
    • 右手の片手打ち → 低く強いインパクトを意識し、クラブヘッドの走りを確認
    • 左手の片手打ち → リードアームとして体の回転に引っ張られる動きを体に覚え込ませる
  • 打球パターン:片手打ちを中心に、最後の数球のみ両手で確認ショット
  • 注意点:フルショットは一切行わず、動作の精度を重視

練習で得られた気づきと変化

体幹で打つ感覚が身についた

腕でクラブを振るのではなく、体の回転で自然にクラブを走らせる感覚が出てきました。
その結果、力まなくてもスイングが安定し、インパクトゾーンでの再現性が高まりました。

「打ちにいく」動作が消えた

片手打ちでは、強く叩こうとしてもバランスを崩すだけ。
そのおかげで、「打つ」ではなく「振る」という感覚が体に定着しました。
ボールを打つという意識がなくなり、自然とフェースがボールをとらえる流れに変化。

バンスの使い方が明確に

特にサンドウェッジでは、バンスをどこに当てるかを意識することが最重要でした。
「地面にどう当てるか」を考えると、自然と打点が安定。
結果的に、ダフリやトップのミスが大幅に減少しました。


まとめ

この1週間の片手打ち練習を通じて感じたのは、
上達のカギは“ボールを打つこと”ではなく、“クラブを正しく動かすこと”にあるということ。

基礎練習を軽視せず、時間の限られた中でも丁寧に反復することで、
スイングの本質に近づける感覚をつかみました。

今後は、毎回の練習の始まりは左右の片手打ちから行い、基礎的な動きを忘れないように、また、スイングが正しく行われているかのバロメーターになるよう続けていきます。

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