冬のゴルフは、「寒さ」との戦い。
厚着をすればスイングが窮屈になり、薄着では体が冷えて動きが鈍くなる……。
そんな悩みを抱えるゴルファーにこそ知ってほしいのが、
“動ける防寒ウェア”の選び方です。
気温が下がる季節でも、体を温めながらスムーズなスイングを保つためには、
単に暖かい服を着るだけでは不十分。
ウェアの「素材」「重ね方」「デザイン」にちょっとしたコツがあります。
この記事では、冬でもパフォーマンスを落とさないための機能性ウェア選びと、
おすすめのアイテムを紹介します。
冬ゴルフの基本は「温めすぎない防寒」
冬ゴルフでは、体が冷えることよりも“動けなくなること”が問題です。
分厚いダウンや重ね着しすぎるスタイルは、肩や腰の可動域を狭めてしまい、スイングの再現性を下げます。
そこで重要なのが、
「保温性+軽量+ストレッチ性」の3拍子がそろったウェア。
たとえば、各メーカーが展開する中綿ジャケットや防風ブルゾンは、
薄手でも風を通さず体温を逃しにくい構造になっています。
💡ポイント:
- スイングを妨げないストレッチ素材
- 袖や裾のフィット感(風の侵入を防ぐ)
- 裏地の起毛や蓄熱素材
ベストタイプは“冬の秘密兵器”
「上半身を温めたいけど、肩が動かしづらい」
そんな人には中綿ベストが最適。
腕を動かす可動域をキープしながら、体幹をしっかり保温できるため、
スイングの自由度を損なわずに温かさを確保できます。
特におすすめは、
- 軽量ダウンベスト(例:ユニクロ ウルトラライトダウン)
- 撥水機能付きナイロンベスト(風+小雨対応)
- 保温インナーベスト(ヒーター内蔵タイプも人気)
💡ポイント:
ラウンド序盤はアウターを羽織り、体が温まったらベストだけでプレーするのも◎。
インナーで“温める”より“保つ”
外側の防寒だけでなく、インナー選びも重要です。
汗をかいたあとに冷える原因は「湿気の滞留」。
そのため、冬は吸湿発熱素材+速乾性のインナーを選ぶのが鉄則。
代表的なのは:
- ヒートテック(ユニクロ)
- ブレスサーモ(ミズノ)
- クロスウォーム(アンダーアーマー)
これらのインナーは体から出る水蒸気を熱に変え、
常に「ちょうどいい暖かさ」を保ってくれます。
💡ポイント:
- ピッタリめのサイズで着ると保温効果アップ
- 厚すぎるインナーは動きにくくなるため注意
風をシャットアウトする“シェルアウター”
真冬のラウンドでは、風対策がパフォーマンス維持の鍵になります。
冷たい風が体温を奪うことで、体が硬くなりスイングスピードも低下。
防風素材を使った**シェルアウター(ウインドブレーカー系)**を羽織ることで、
体温を逃さず、動きやすさもキープできます。
おすすめ機能:
- 防風×ストレッチ素材
- 撥水加工で軽い雨にも対応
- 袖・裾の調整機能つき
💡ポイント:
重ね着の最上層は「風を防ぐ」機能重視で選びましょう。
首・腰・お腹を冷やさないプラスαアイテム
スイングの軸となる体幹まわりが冷えると、バランスを崩しやすくなります。
防寒ウェアとあわせて、以下のアイテムも活用しましょう。
- ネックウォーマー(風が強い日は必須)
- 腰用カイロベルト(腰を冷やさない)
- ウエストウォーマー(お腹の冷え対策)
💡ポイント:
「冷えやすい部位をピンポイントで守る」と、全体の着込みが減り、スイングしやすくなります。
まとめ
冬のゴルフでパフォーマンスを維持する秘訣は、
“暖かさ”よりも“動きやすさ”を優先すること。
- 軽くて動ける中綿ウェア
- 保温性の高いインナー
- 風を通さないアウター
この3層を意識するだけで、体が温まり、スイングもスムーズになります。
寒さを味方につけて、冬こそベストスコア更新を狙いましょう。⛄️🏌️♂️


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