スコアメイクの鍵は、100ヤード前後の距離をどれだけ正確に打てるかにあります。
この距離をミスなく打てるようになれば、パーオン率も確実に上がる。
そう考えて、今回の1週間は100ヤードだけにテーマを絞って練習しました。
練習場所はインドアのトラックマンスタジオと屋外練習場。
「ピッチングウェッジで100ヤードをキャリーさせる」ことを徹底し、距離感を体に染み込ませる練習を行いました。
練習の目的
目的は明確。
100ヤードという基準距離を、ピッチングウェッジのスイングとして体に覚え込ませること。
アマチュアゴルファーにとって、100ヤード前後は一番ミスが出やすく、クラブ選択や力加減に迷いやすい距離です。
だからこそ「いつも同じスイングとリズムで打つこと」が最重要ポイントでした。
練習内容
練習場所
- インドアスタジオ(トラックマン使用)
→ キャリー100ヤードを正確に打つデータ練習 - 屋外練習場
→ 実際の100ヤード先グリーンを狙い、弾道と距離感の確認
使用クラブ
- ピッチングウェッジ(PW)
スイングの特徴
- スタンスはやや狭く
- 力加減は 約8割のスイング
- 常に同じテンポとリズムを意識
練習中に意識したポイント
- ボールを打ちにいかない
「クラブの最下点」を意識し、ボールの先に最下点がくるようにスイング。
結果、自然とフェースがボールをとらえ、軽いフェード気味の球筋に。 - フェードとドローで距離をコントロール
最下点をボール側に寄せ、スイングパスをインから入れるとドロー系の球に。
この調整でキャリーの差を作り、距離感を細かくコントロールする練習も実施。 - 常に同じリズムで振る
飛ばそうとせず、どんなに良いショットが出ても同じテンポを崩さない。
これを徹底したことで、再現性の高いスイングリズムが身についた。
練習の成果
1週間の練習を通じて、ピッチングウェッジでの100ヤードがほぼ一定になり、「100ヤードを打つ型」が完成しました。
キャリーの再現性が上がると、アプローチショット全体が安定し、コースでも狙い通りの距離を打てる自信がつきます。
まとめ
100ヤードの距離は、スコアを左右する最重要ゾーン。
この距離を自分の中で“固定化”できれば、ラウンド全体がぐっと楽になります。
今回の練習を通じて感じたのは、
「距離感は感覚ではなく、型として体に覚え込ませるもの」だということ。
今後は、この150ヤードに距離を伸ばし、ハーフショットや番手ごとの距離バリエーションを広げていく予定です。



コメント