「ゴルフ場には何分前に到着すればいい?」
「ゴルフ場に着いたら、最初に何をすればいい?」
「スタート前は、どんな練習をすればスコアにつながる?」
ラウンド経験が少ないうちは、プレーだけでなく、ゴルフ場に到着してからの行動にも迷いますよね。
スタート時間ぎりぎりに到着し、急いで着替えて1番ホールへ向かうと、気持ちが落ち着かないままティーショットを打つことになります。
反対に、時間に余裕を持って到着し、その日の体やボールの状態を確認できれば、1番ホールから落ち着いてプレーできます。
100切りを目指すゴルファーに必要なのは、朝の練習でスイングを完成させることではありません。
スタート前に確認したいのは、次の3つです。
- 体が問題なく動くか
- 今日出やすいミスは左右どちらか
- グリーンの速さはどれくらいか
この記事では、前日の準備から自宅出発、ゴルフ場への到着、スタート10分前までのおすすめルーティンを紹介します。
- ゴルフ当日のルーティンは前日から始まる
- 天気と交通ルートを確認する
- 前日は十分な睡眠時間を確保する
- 出発前に忘れ物を確認する
- ゴルフ場へ向かう車内では「今日の約束」を決める
- スタートの60~90分前にゴルフ場へ到着する
- 到着したらキャディバッグを降ろす
- フロントでチェックインする
- 着替えたらカートとクラブを確認する
- 練習前に軽く体を動かす
- ショット練習は20~30球で十分
- 朝の練習ではミスを直そうとしない
- アプローチは一番自信のある打ち方を確認する
- パター練習では「入れる」より距離感を確認する
- スタート10分前にはティーイングエリア付近へ移動する
- 1番ホールは「ナイスショット」より「次が打てる場所」
- 朝の練習が悪くても、その日のスコアは決まらない
- 100切りを目指す人のスタート前ルーティンまとめ
ゴルフ当日のルーティンは前日から始まる
ゴルフ当日の朝に慌てないためには、前日の準備が大切です。
朝になってからボールやグローブを探したり、距離計の充電切れに気づいたりすると、出発が遅れる原因になります。
前日のうちに、次の持ち物を確認しておきましょう。
- ゴルフクラブ
- ゴルフシューズ
- ゴルフウェア
- 帽子
- グローブ
- ゴルフボール
- ロングティーとショートティー
- ボールマーカー
- グリーンフォーク
- 距離計
- タオル
- 飲み物
- 日焼け止め
- 雨具
- 着替え
- 財布やスマートフォン
使用するゴルフボールには、自分のボールだと分かる印を付けておくのがおすすめです。
同伴者と同じメーカー、種類、番号のボールを使用することもあります。誤球を防ぐためにも、自分だけのマークを付けておきましょう。
距離計やGPSナビを使用する場合は、充電も済ませます。充電が終わったら、忘れないようにゴルフバッグや手荷物へ入れておきましょう。
雨の予報なら、レインウェアだけでなく、予備のグローブやタオル、濡れたものを入れる袋も用意しておくと安心です。
天気と交通ルートを確認する
前日には、当日の天気とゴルフ場までの交通ルートも確認します。
ナビに表示される移動時間だけを見て、到着予定時刻をぎりぎりに設定するのは避けましょう。
確認したいのは、次の項目です。
- 当日の天気と気温
- 風の強さ
- 雨が降る時間帯
- ゴルフ場までのルート
- 朝の渋滞を含めた所要時間
- 高速道路の通行止めや工事
- ゴルフ場の開場時間
- スタート時間とスタートコース
ゴルフ場には、スタート時間の60~90分前に到着するのがおすすめです。
その到着時間から逆算し、途中の休憩や渋滞も考えて出発時間を決めましょう。
時間に余裕があるだけで、受付や着替え、練習を落ち着いて進められます。
前日は十分な睡眠時間を確保する
早朝スタートの日は、普段より起床時間が早くなります。
「明日はゴルフだから」と夜遅くまでスイング動画を見たり、練習を続けたりすると、睡眠不足のままラウンドを迎えることになります。
睡眠不足になると、後半に疲れやすくなるだけでなく、クラブ選びや狙い場所の判断も雑になりがちです。
前日の夜にスイングを変えようとするより、必要なものを準備して早めに休みましょう。
練習する場合も、軽いストレッチや無理のない素振り程度で十分です。
出発前に忘れ物を確認する
車に乗る前に、もう一度忘れ物がないか確認します。
特に忘れやすいのが、財布、スマートフォン、距離計、ゴルフシューズです。
キャディバッグは車に積んでいても、シューズケースだけ玄関に置いたままということもあります。
出発前には、次の5点を確認しましょう。
- キャディバッグ
- ゴルフシューズ
- 手荷物
- 財布
- スマートフォン
スタート時間、ゴルフ場名、同伴者との集合時間も確認してから出発します。
ゴルフ場へ向かう車内では「今日の約束」を決める
ゴルフ場へ向かう途中に、「今日は絶対に100を切る」「前半を45で回る」と考えすぎると、スタート前から緊張してしまいます。
スコア目標を持つことは大切ですが、ラウンド前から結果を細かく計算しても、そのとおりに進むとは限りません。
そこで、スコアではなく、自分が実行できる行動を一つか二つ決めておきます。
例えば、次のような内容です。
- OBがある方向を徹底して避ける
- ミスを次の1打で取り返そうとしない
- グリーンを狙うときは基本的に中央を狙う
- 長いパットはカップの近くへ止める
- トラブルではフェアウェイへ戻すことを優先する
100切りは、バーディーをたくさん取って達成するものではありません。
OBや池、3パット、トリプルボギー以上の大たたきを減らすことが近道です。
「100を切らなければいけない」ではなく、「大たたきを防ぐ判断を続けよう」と考えてゴルフ場へ向かいましょう。
もちろん、運転中は安全運転が最優先です。
スタートの60~90分前にゴルフ場へ到着する
100切りを目指す初心者には、スタート時間の60~90分前の到着がおすすめです。
ゴルフ場によっては、駐車場や練習場がクラブハウスから離れています。
初めて利用するゴルフ場では、受付方法や施設の場所が分からず、予想以上に時間がかかることもあります。
早めに到着すれば、慌てずに次の準備ができます。
- チェックイン
- 着替え
- カートとクラブの確認
- ストレッチ
- ショット練習
- アプローチ練習
- パター練習
最低でもスタート30分前には到着し、10分前にはティーイングエリア付近で待機できるようにしましょう。
到着したらキャディバッグを降ろす
車でゴルフ場に到着したら、クラブハウス前のバッグ降ろし場へ進みます。
スタッフがいる場合は案内に従い、キャディバッグを車から降ろしましょう。
ボストンバッグやシューズケースなどの手荷物は、自分でクラブハウスへ持って入るのが一般的です。
キャディバッグを降ろしたら車を駐車場へ移動し、手荷物を持ってクラブハウスへ向かいます。
ゴルフ場によって流れが異なる場合があるため、分からないときはスタッフに確認しましょう。
フロントでチェックインする
クラブハウスに入ったら、フロントでチェックインします。
記名用紙へ氏名や住所を記入する方法のほか、チェックインカードやアプリを利用できるゴルフ場もあります。
受付が終わると、ロッカーキーやスコアカードホルダーなどを渡されます。
このときに確認したいのは、次の内容です。
- スタート時間
- OUT・INなどのスタートコース
- ロッカーの場所
- 練習場の場所
- 練習ボールの購入方法
初めて利用するゴルフ場では、練習場までの距離も聞いておくと安心です。
練習場がクラブハウスから離れている場合は、移動時間も考えて行動しましょう。
着替えたらカートとクラブを確認する
受付後は、ロッカーでゴルフウェアとゴルフシューズに着替えます。
財布などの貴重品はロッカーへ置いたままにせず、ゴルフ場の貴重品ボックスなどを利用しましょう。
着替えが終わったら、自分のキャディバッグが積まれているカートを確認します。
同じ組の名前が表示されているか、クラブがすべてそろっているかも見ておきましょう。
- クラブの本数
- パターが入っているか
- ヘッドカバーがそろっているか
- 飲み物を積んでいるか
- 雨具や防寒具が必要か
- スタートコースはどちらか
ラウンド前にクラブの本数を数えておけば、プレー終了後の確認もしやすくなります。
ボールやティーなど、1番ホールから使うものは、この段階でポケットへ入れておきましょう。
練習前に軽く体を動かす
朝の体は、思っている以上に固まっています。
いきなりドライバーを全力で振るのではなく、軽く体を動かしてからショット練習を始めます。
- 肩をゆっくり回す
- 腕を胸の前で左右に動かす
- 股関節を回す
- 太ももの裏側を伸ばす
- ふくらはぎを伸ばす
- クラブを持って小さく素振りする
目的は、無理に柔軟性を高めることではありません。
体のどこかに痛みがないか、普段どおり動かせるかを確認できれば十分です。
ショット練習は20~30球で十分
スタート前のショット練習は、スイングを直す時間ではありません。
体を動かしながら、その日に出やすい球筋やミスを確認する時間です。
20~30球打てる場合は、次のような順番がおすすめです。
ウェッジ
小さな振り幅から始めます。
最初から目標へ正確に打とうとせず、体を動かしながらボールに当てる感覚を確認しましょう。
ショートアイアン
力感を抑えて打ちます。
ボールの高さ、打ち出す方向、ダフリやトップが出ていないかを確認します。
7番アイアン前後
普段のスイングで打ち、左右どちらへのミスが多いかを確認します。
何球ナイスショットが出たかよりも、ミスの傾向を見ることが大切です。
ユーティリティやフェアウェイウッド
その日にコースで使う可能性が高いクラブを数球打ちます。
うまく当たらない場合は、ラウンドで無理に使わないという判断もできます。
ドライバー
ドライバーは3~5球程度で十分です。
力感を抑えて振り、その日の球筋と大きなミスの方向を確認します。
最後の1球は、1番ホールで実際に打つつもりで、目標を決めて打ってみましょう。
朝の練習ではミスを直そうとしない
練習で右へのミスが続くと、スタート前にスイングを直したくなります。
しかし、短時間で無理に修正しようとすると、今度は左への大きなミスが出ることもあります。
右へのミスが多い日は、右へ打ってもOBになりにくい場所を探します。
左へのミスが多い日は、左側の危険を避けられる方向から攻めます。
100切りを目指す人にとって、朝の練習で必要なのはミスを消すことではありません。
今日出やすいミスを知り、そのミスが出ても大たたきしにくい攻め方を決めることです。
アプローチは一番自信のある打ち方を確認する
アプローチ練習場があれば、10~30ヤード程度の距離を確認します。
100切りを目指す段階では、グリーンを外してアプローチを打つ場面が多くなります。
そのため、ドライバーを何球も打つより、短いアプローチを確認しておくほうがスコアにつながることがあります。
ただし、スタート前に難しい打ち方を試す必要はありません。
普段から使っているクラブと打ち方で、次の3点を確認しましょう。
- ボールがどこに落ちるか
- 落ちてからどのくらい転がるか
- 芝の上をクラブがどのように通るか
一番自信のある打ち方を数球確認できれば十分です。
パター練習では「入れる」より距離感を確認する
スタート前に優先したいのが、パッティング練習です。
練習グリーンでは、カップに何球入ったかよりも、その日のグリーンの速さを確認します。
おすすめの順番は次のとおりです。
- 10メートル前後を数球打つ
- 上りと下りの速さを確認する
- 5メートル前後の距離感を合わせる
- 1メートル前後を数球打つ
- 最後に真っすぐなラインを確認する
100切りを目指すなら、長いパットを無理に入れる必要はありません。
1打目をカップの近くへ運び、3パットを減らすことが重要です。
「入ったか」ではなく、「イメージした距離まで転がったか」を確認しましょう。
スタート10分前にはティーイングエリア付近へ移動する
練習に夢中になりすぎず、スタート10分前にはティーイングエリア付近へ移動します。
この時点で、次の準備を済ませておきましょう。
- 使用するボールを決める
- ボールの印を確認する
- ティーをポケットに入れる
- 予備ボールを用意する
- グローブを着ける
- 距離計を使える状態にする
- 同伴者の使用球を確認する
- 1番ホールの狙い場所を決める
自分の打順が来てから、ボールやティーを探すのは避けたいところです。
必要なものを準備しておけば、朝一番のティーショットにも落ち着いて向き合えます。
1番ホールは「ナイスショット」より「次が打てる場所」
1番ホールに着いたら、コース案内やGPSナビを確認します。
最初に探すのは、ピンまでの最短ルートではありません。
- OBは左右どちらにあるか
- 池やバンカーはどこにあるか
- フェアウェイの広い場所はどこか
- 自分の飛距離で入る危険は何か
- 次のショットを打ちやすい場所はどこか
例えば、右側がOBならフェアウェイの左側を狙います。
ドライバーを使うと危険な場所まで届くなら、フェアウェイウッドやユーティリティを選ぶ方法もあります。
朝一番から完璧なショットを打つ必要はありません。
「ドライバーでナイスショットを打つ」ではなく、「次のショットが打てる場所へ運ぶ」と考えましょう。
朝の練習が悪くても、その日のスコアは決まらない
スタート前の練習でうまく当たらないと、「今日はダメかもしれない」と不安になることがあります。
しかし、練習場での調子だけで、その日のスコアが決まるわけではありません。
大切なのは、調子が悪いときにどのような判断をするかです。
- 長いクラブを無理に使わない
- グリーン中央を狙う
- OB側を避ける
- ミスを1打で取り返そうとしない
- 大たたきを防ぐことを優先する
調子が悪い日でも、大きなミスを避ける判断ができれば、スコアをまとめることはできます。
朝の練習は、今日のゴルフに点数を付ける時間ではありません。
今日の自分に合った攻め方を見つける時間です。
100切りを目指す人のスタート前ルーティンまとめ
最後に、前日からスタートまでの流れをまとめます。
前日の夜
- 持ち物を準備する
- 距離計などを充電する
- 天気と交通ルートを確認する
- 出発時間を決める
- 十分な睡眠時間を確保する
出発前
- キャディバッグとゴルフシューズを確認する
- 財布やスマートフォンを確認する
- ゴルフ場名とスタート時間を再確認する
スタート60~90分前
- ゴルフ場へ到着する
- キャディバッグを降ろす
- チェックインと着替えを済ませる
- カートとクラブを確認する
スタート30~50分前
- 軽く体を動かす
- ショット練習でミスの傾向を確認する
- アプローチで芝と転がりを確認する
- パターでグリーンの速さを確認する
スタート10分前
- ティーイングエリア付近へ移動する
- ボール、ティー、距離計を準備する
- 1番ホールで避ける場所を確認する
- 次のショットが打てる場所を狙う
100切りを目指すうえで、スタート前に特別な練習をする必要はありません。
余裕を持って家を出て、落ち着いて準備を進め、その日のミスとグリーンの速さを確認する。
そして、1番ホールではナイスショットではなく、次のショットが打てる場所を目指す。
このルーティンを毎回繰り返すことで、スタート前の不安が減り、1番ホールから落ち着いてプレーできるようになります。


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