ゴルフ場に到着してスタート前の準備を終えたら、いよいよラウンドが始まります。
ところが、コースに出ると「次は何を考えればいいのか」「ミスをした後はどう立て直せばいいのか」と迷うことがあります。
ショットのたびに考え込んだり、ミスを取り返そうと難しいショットを選んだりすると、プレーのリズムが崩れやすくなります。
100切りを目指すなら、毎回のショットで完璧を求めるより、同じ手順で判断し、大きなミスを重ねないことが大切です。
この記事では、スタート後からラウンド終了までに意識したい流れを紹介します。
ショット前は「状況確認→狙い→素振り→ショット」
ショットを打つ前は、毎回同じ順番で準備します。
- ボールの場所とライを確認する
- 残り距離と風、傾斜を確認する
- 避けたい場所を決め、安全な目標を選ぶ
- 素振りで振り幅やリズムを確認する
- 決めた目標に向かって構え、打つ
大切なのは、打つ直前に狙いを何度も変えないことです。
たとえば、グリーン右に池があるなら、ピンを狙う前に「右へ外したらどうなるか」を考えます。少しのミスが大きなトラブルにつながる状況では、グリーン中央や安全な側を狙う方がスコアをまとめやすくなります。
私自身、レッスンで「ピンを狙うのは18ホールで3回程度」と教わりました。毎回ピンを狙うのではなく、条件がそろったときだけ攻める考え方です。
打った後は、結果を引きずらず次の一打へ
ミスショットの直後は、悔しさからすぐに取り返したくなることがあります。
しかし、難しい場所から無理にグリーンを狙うと、ミスが続いてスコアを崩す原因になります。
まずはボールの位置を確認し、次の一打でできることを考えましょう。
- 木の近くなら、まずフェアウェイへ戻す
- 深いラフなら、無理に距離を出さず脱出を優先する
- グリーン周りで難しいライなら、寄せやすい場所へ運ぶ
- OBやペナルティの後は、残り距離より次に打てる安全な場所を選ぶ
一打で失ったものを一打で取り返す必要はありません。次のショットを打ちやすい場所へ運ぶことが、結果的に大叩きを防ぎます。
ミスの後は「反省は一つ、次の判断は一つ」
ミスをした原因を考えるのは大切ですが、何度も考え続けると次のショットに集中できません。
ラウンド中の反省は、短く一つにします。
「狙いより右に出た」
「番手が大きかった」
「傾斜を考えられていなかった」
このように原因を一言で整理したら、次のショットでは何を変えるかを一つだけ決めます。スイングを大きく作り直すのではなく、狙い場所や番手、振り幅を調整する程度にとどめましょう。
細かな振り返りは、ラウンド後に行えば十分です。
プレーファストは「急ぐ」より「準備しておく」
プレーファストは、焦って打つことではありません。安全を確認したうえで、次に必要な準備を早めに済ませることです。
- 自分のボールの行方を確認する
- 同伴者のボールも一緒に見ておく
- 移動中に使うクラブや距離を考えておく
- グリーンでは自分のラインを早めに確認する
- ホールアウト後は、クラブを確認して次のティーへ向かう
ただし、前の組との距離や同伴者の位置を確認し、打ち込む危険があるときは必ず待ちます。安全を守ることが最優先です。
昼休みは前半の失敗を持ち込まない
昼休みには、前半のスコアだけでなく、どんなミスが多かったかを簡単に振り返ります。
「ドライバーが悪かった」で終わらせず、「右へのミスが多かった」「傾斜からの距離感が合わなかった」など、後半に生かせる形で整理します。
そのうえで、後半に意識することを一つだけ決めます。たとえば「右の危険を避ける」「グリーン中央を狙う」のように、次のショットですぐ実行できる内容がよいでしょう。
前半のスコアを後半だけで取り返そうとせず、後半も最初のホールから同じ手順でプレーします。
ラウンド後はスコア以外も記録する
ラウンドが終わったら、スコアに加えて次の項目を記録しておきます。
- OBやペナルティの回数と、その原因
- ティーショットで安全に打てたか
- 100〜150ヤードのショットでショートやオーバーがあったか
- 3パットの回数
- ミスの後に無理なショットを選ばなかったか
記録は細かく書きすぎなくて構いません。次の練習で取り組む課題が一つ見つかれば十分です。
スコアだけを見ると「今日は調子が悪かった」で終わることがあります。内容も記録すれば、次に直すべきことが具体的になります。
まとめ|毎ホール、同じ手順でプレーする
100切りを目指すラウンドでは、すべてのショットを完璧に打つ必要はありません。
ショット前に状況を確認して安全な目標を決める。ミスをしたら難しいショットで取り返そうとせず、次の一打を打ちやすい場所へ運ぶ。ラウンド後に内容を記録し、次の練習につなげる。
この流れを毎ホール繰り返すことで、判断に迷う時間が減り、大きなミスも防ぎやすくなります。
スタート前の準備ができたら、あとは一打ごとに目の前の状況へ集中しましょう。


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